皆さんこんにちは。Yです。

TEDxUTokyoの本ブログでは、イベントのお知らせや報告だけでなく、これまでTEDxUTokyoに関わってくださった方々とのインタビュー記事をスピンオフ企画として掲載していきたいと思います。

第一回目のインタビューでは、前代表の宗さんに昨年度のTEDxUTokyoに関する熱い思いを語っていただきました!

インタビュー場所は都内某所カラオケ!今年から社会人である宗さん、仕事の合間にはちょくちょく一人カラオケを嗜むのだとか…?

社会の荒波に揉まれているからか、心なしかから元気系の選曲が目立つ印象ですが(笑)、早速お話を聞いていきます。

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Y「今日はよろしくお願いします」

宗(敬称略)「待ってたよ!」

なんと、手持ちのノートにはTEDxUTokyoに関するメモ書きがびっしり!(写真参照)

どうやらこの日のために事前に色々と書き出してくれていたみたいです。

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一本のレギュラーより一回の伝説

Y「昨年度、サロンなど新しい試みも行いながら、代表としてはどんなことを考えていましたか?」

宗「三年目ということで、いい意味でも悪い意味でも、『レギュラー化』したTEDxUTokyoがあって、今までやってきたことを繰り返せばそれで一応団体としては成り立つ、という状況になっていた。でも、代表になったからには、それを壊してみたいなという思いがあったね。『三年目で終わってしまってもいいじゃないか!』と(笑)」

Y「大胆(笑)。壊すというと?」

宗「どんな方にお声がけしようか、と考えた時に例えば今まで着目してこなかった分野の方にお願いしてみよう、とか、登壇順も何か参加者の予想を裏切るような形にしようとか、そんなふうに少しずつ挑戦していったかな」

Y「守らず攻めの姿勢を、……というのは誰かから影響を受けてのことですか?」

宗「江頭2:50さんの言葉だね。『一本のレギュラーより一回の伝説』」

Y「まさかのお笑い!(笑)」※宗さんはお笑い経験者

宗「悩んでいた時に、実は江頭2:50さんの動画をたくさん見て(笑)、それで結果『よし、TEDxUTokyoでも伝説を目指そう!』と」

 

みんなの遊び場としてのTEDxUTokyo

Y「去年周囲からよく言われるのはどんなことでしたか?」

宗「メインイベント終了時やTEDxUTokyoSalon vol.2の時によく言われたのは『宗さん、きっとまとめるの大変でしたよね』かな。まだ代表を終えたわけじゃないのに、終わったかのように言われて(笑)」

Y「それほど大変そうに見えたということですかねえ」

宗「でもその時にいつも言っていたのは『まとめようなんか一回も思ったことないです』ね」

Y「うわあ(笑)」

宗「うわあ、って(笑)。まとめたら逆効果だろうとまず思ったんだよね。」

Y「確かに、去年は自由なアイディアがミーティング中もぽんぽん出てきて、一つにまとめるのは簡単ではなかったですね」

宗「そう。でも僕的には、まとまらなくてむしろありがたかった。自分から特別に働きかけるということはあまりしないようにして、『安心して遊んで!』という気持ち。TEDxUTokyoを彼らの『遊び場』のようにできればと思ったりもして」

Y「そんなふうに思っていたんですね。でも、宗さんって結構真面目で堅実なリーダーという雰囲気もありますけどね」

宗「そうなんだよね。反省点を挙げるとしたら、堅実すぎて最後は収まるところに収まろうとしたことかも知れない。だけど、メンバーのアイディアが散らかりすぎないように、そして好きなことだけをやろうとして自己満足の内輪感が出てしまわないように気をつけたかった。実際、本人たちが勢いで出したアイディアは一旦はみんなが『いいね!』となっても、時間が経つに連れ疑問が生じてきたりしてそのアイディアを出したことを後悔するような場面もあったと思うんだよね。」

Y「だけどもう軌道修正するには、遅すぎたりして……」

宗「そう。だから、もうちょっと良く考えればより良いアイディアが出そうなときには、自由な遊び場とはいえ、ちょっと止めようとすることはあったかな。ボランティアで運営している団体だから、そんな細かいことまでこだわらなくても良いのかもしれないけど、こだわりたいと思った。こだわれる人たちが一生懸命考えぬいて色々と挑戦してみる、それがTEDxUTokyoの風土として素敵なところだと思ってる」

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さて、前半いかがでしたか?

TEDxUTokyoにかける熱い思いや、コミュニティの雰囲気を感じていただければ幸いです!

後半では、昨年度のメインイベントへの情熱やTEDxの意義についても迫っていきます…お楽しみに♪