当記事は、先に公開したインタビュー(前半)の続きとなります。挑戦続きだったTEDxUTokyo 2014-2015。前代表はどのような思いを持って活動していたのでしょうか…!?それでは、お楽しみください!

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暴言!?「TEDだって全部面白いわけじゃない」

Y「TEDxUTokyoという学生としてはかなり大きなイベントを催すにあたって気をつけたことは何でしょう?」

宗「まずはどうしてこのTEDxのイベントに人は集まるのだろう?ということを考えた。いろいろなトークの研究もしたけれど、TEDの一連のトークを通して見ると、ここだけの話自分の心をつかむようなトークって20%くらいしかない」

Y「わあ、それ言っちゃって大丈夫ですか(笑)」

宗「大丈夫(笑)。他の人に聞くと、僕が特に気に留めなかった残りの80%の方のトークを魅力的だと言ったりする。みんなの胸に響く20%のトークってひとりひとり違うということに気がついたんだよね」

Y「でも、好きなトークがもし20%しかないなら、気になったテーマのトークをYoutubeで見ればよいという意見もありそうですよね」

宗「うん、だからこそTEDxUTokyoでは参加者間での交流の場や展示などにも力を入れたかった。普通に聞いていたら興味を持てないままの80%のトークの面白さを、それに気づいている人との交流を通じて発見・価値を認識できるようにしたいと考えていたよ。それがTEDxの醍醐味だと思うしね。TEDxが単なるトークイベントと思っている人も多いみたいだけど、トーク会場に訪れる人が求めているのは必ずしもトークだけではなくて、その場に居合わせた様々な思いやバックグラウンドを持つ人と議論を交わしたり、イベント全体での特別な体験を共有するところにあるんじゃないかな」

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代表は博物館の館長!?

Y「最後に、昨年度のテーマにかける裏話などあれば……!」

宗「去年のテーマは en- 〜the Great Wonder〜だったけど、この副題には特別な思いがあって。“Wonder”というのはドイツ語の “Wunder kammer” という言葉から取ったんだけど、これは日本語では『不思議な部屋』『驚異の部屋』などと訳されていて、博物館の前身となる施設だったらしいんだ。『不思議だな』、と一瞬思うことが、よく考えると『あ!こういう価値があるんだ!』という驚きに変わる。TEDxUTokyoの参加者の方々にはイベントを通じてそういう不思議と驚きを提供できればいいなと思っていたね」

Y「そうだったんですね。博物館とTEDx、確かに通じるところがあるかも」

宗「まさに代表は館長!そういう気持ちで過ごした楽しい一年でした!」

Y「まとめましたね(笑)」

宗「これからも、何かできることがあれば呼んでください。有給を取ったっていいから!」

Y「ありがとうございます(笑)」

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(画像は寒空の中昨年度のメインイベント告知ポスターを大学各所に貼り付ける代表)

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いかがでしたか?

TEDxUTokyoに関わるいろいろな人の思いを聞いていくと、また違った見え方が出てきそうでワクワクします。

これからも、本ブログでは運営スタッフだけでなく、スピーカーの方々や参加者の方などにお話を聞いていきたいと思っています。お声がけをした時にはご協力いただけますと幸いです☆

次回インタビュー企画、乞うご期待!