ここ2〜3年ほどは、TEDと聞くとぬいぐるみの映画を思い浮かべる方もいるかもしれません。(あれ面白いですよね)
日本でTEDが有名になったのは2012年にNHKの「スーパープレゼンテーション」が始まった頃でしょうか。
ちなみに、東大での最初のTEDxであるTEDxUTokyoも2012年に実施されました。
最近ではアプリやYoutube、はたまた英語リスニング等で聞くこともあるTED、TEDx。
最近始まったイベントだと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その歴史は意外に古く(?)1984年にまでさかのぼります。
TEDはTechnology,Entertainment,Designの頭文字を取ったもので、リチャード・ソール・ワーマンとハリー・マークスという2人によって始められました。始まった当時は友人同士がお互いの考えていることを交換する、ごくごく身内のサロンのようなものでした。
1990年からは毎年カンファレンス(講演会形式でのイベント)が開かれるようになりました。(1993年には神戸でも開かれました)。これは現在でもTED Conferenceとして毎年1(〜3)回、主にアメリカのカリフォルニア州で開かれています。
ちなみに、TED Conferenceへの参加費は8500USドル〜というお値段…です。理由は別の機会にご説明します!
そして2002年、創設者の2人に変わってクリス・アンダーソン※がTEDを運営するようになります。
※WIRED編集長とは別人です
2006年にはインターネットの発達にも後押しされ、TEDでの講演内容をインターネット配信する事業が始まりました。
これが、TEDが世界中で一気に知られるきっかけとなり、今となっては英語教材にも使われるなど、様々な形でTEDが親しまれるようになっています。
この動画配信を仕掛けたクリス・アンダーソンは何を考えていたのでしょうか。
2010年のTED Conferenceで彼がそれを語った時の動画があります。
時間は約18分と長いですが、ぜひ一度見てみてください!
以下はYoutube動画の埋め込みです。31カ国語の字幕表示が可能なTEDのサイトはコチラ