松本 圭介

お寺、私の帰る場所

TEDxUTokyo 2012
2012年05月20日
松本 圭介
浄土真宗本願寺派僧侶

 今回、「パワーゲームからの解脱」についてレクチャーを行う松本氏は、浄土真宗本願寺派の僧侶。現在は京都を拠点とし今春から始まる住職塾の開講に向けて準備を進めている。
 彼によれば江戸時代、お寺はエンタメ文化の発信地であり、私たちの生活とより密接に関わっていた。 お寺の音楽会「誰そ彼」やお寺カフェ「神谷町オープンテラス」を企画し、超宗派仏教徒によるインターネット寺院も創設する。新しいメディアを通じて凝り固まった仏教をときほぐし、今の時代に生きる私たちに合ったあり方を再編集する場を提供している。 葬式等何となく暗いイメージのあるお寺であるが、元来お寺は人々が気軽に集える場であった。原点回帰し、お寺を再び「心の通うコミュニティ」としていく取り組みとして、インターネット寺院やお寺カフェなどを手掛けており、お寺から日本を明るくしようと努めている。最近ではそういったビジョンを持ったお寺を増やすべく、未来の住職塾を開講している。

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